春らしくなってきました（メモリアルサロンサカエヤ）
2023年2月25日（更新日：2023年2月25日）
まだまだ、寒い日が続いている今日このごろです。
「暑さ寒さも彼岸まで」
春分・秋分を中日とし、前後3日を合わせた7日間をお彼岸といいます。
きびしい冬の寒さや、夏の暑さに別れを告げる目安になります。
この期間に行う仏事を彼岸会と言い、
最初の日を「彼岸の入り」
最後の日を「彼岸明け」と言います。
お彼岸とは、「到彼岸（とうひがん）」という意味で、
煩悩や迷いのある世界から、悟りの開けた世界へ至るために行う修行のことを指します。
仏教的な観点から、お彼岸の間は
殺生をせず刺激物を避けた料理を食す地域もあります。
基本は一汁三菜で飯椀、汁椀、漬物に、精進揚げ（旬の野菜の天ぷら）など が
代表的な精進料理となります。
また、お彼岸にはお墓参りをする方が多くいらっしゃいます。
日頃からご先祖様を供養していることにはかわりませんが、
お仏壇、仏具のお掃除、そしてお墓参りに行ったらお墓の掃除をするのが一般的です。
お墓参りでは雑草を取り、ゴミを片付け、
ご供花やお供え物、果物・お菓子などを供えます。
お供え供物として一番多いのは、
春は牡丹の花にちなんで牡丹餅、秋は萩の花にちなんでおはぎではないでしょうか。
お仏壇の掃除をする時は、
ご本尊、仏具等、大事にすべて外に出して、
毛バタキでほこりを落とし、香呂の灰を取替えて綺麗にしてちゃんとおさめるといいと思います。
春の訪れと共に少しずつでも、新しくするきっかけにもなるでしょう。
仏壇店では春彼岸フェアを3/31まで開催しています。
新しいタイプのお仏壇もございますので、ぜひ皆様のご来店をお待ちしております。
メモリアルサロンサカエヤ 隻本 孝子