喪中はがき(メモリアルサロン サカエヤ)
厳しい暑さもようやく和らぎ少しずつ過ごしやすくなりましたが、
皆様いかがお過ごしでしょうか?
メモリアルサロンサカエヤの勝俣と申します。
もうすぐ秋のお彼岸を迎え、季節は本格的な秋へと向かっておりますが、
毎年この時期になると喪中はがきのお問合せが増えてまいります。
喪中はがきとは喪に服している最中なので、
おめでたい新年のあいさつを控えさせていただくことをお知らせするために送るはがきで、
相手が年賀状の用意を始める前に送ることが一般的とされております。
万が一12月に不幸があった場合や、投函時期を過ぎてしまった場合は喪中はがきは送らずに、
忌が明けた松の内(1月7日)以降に寒中見舞いを送ると良いでしょう。
また、新年のご挨拶を控えさせて頂くための喪中はがきなので、
年賀状のやり取りをしている方たちに向けて出すことが一般的ですが、
近年では様々な事情でご不幸があったことをご親戚やご友人にお知らせできていない場合に
喪中はがきを使用してお知らせされる方も増えてきたように感じます。
そもそも「喪に服する」という意味をご存じでしょうか?
元々この「喪」という字は、近親者が亡くなった際に一定期間喪服を着て、
故人の冥福を祈りながら身を謹んで生活を送るという意味があるそうです。
昔の喪中期間は喪服を着たまま生活を送り、
お祝い事はもちろん「娯楽の類」「飲酒」「動物のお肉」なども断って、
慎ましく生活を送るのが喪中期間のマナーと言われておりました。
しかし、現在では昔ほど生活を制限することはなくなり、
昔のしきたりの名残としてお祝い事を避ける風習だけは残ったそうです。
サカエヤ仏壇店では、喪中はがきのご注文も承っております。
また、喪中はがきでご不幸を初めて知った場合、
贈答用の線香やプリザーブドフラワーなどのご進物品の宅配も承っております。
最近は、ほのかに石鹸の香りがするソープフラワーのギフトが人気です。
デザインが可愛く、手入れをする手間がなく、生花より長持ちする点がオススメです。
感染症対策を万全に、スタッフ一同皆様のご来店をお待ちしております。
メモリアルサロンサカエヤ 勝俣 淳一郎